~食と子供と未来のために~
~食卓に笑顔と彩りを~
創業当初からこのふたつを理念とし、畑樂では年間約100種類のお野菜を農薬化学肥料不使用で育てています。
子供達に安心して食べたさせたいと農家になり、季節の野菜を作るべく天候に翻弄されながらも露地栽培を続けています。
野菜の美味しさを追求するため、『鮮度・旬・品種』に徹底的にこだわり、大地の力強さを備えたスーパーにはなかなか並ばないお野菜を山口県下関からお届けします!
また、使用する肥料や資材などは、有機JAS認証に準じて使用しており、更に有機JASで使用可能な農薬等も一切使わず栽培しています。
畑樂 代表 安永季生
山口県下関市出身
18歳で名古屋へ ギター職人となる
24歳で東京へ ギタリストとなる
2015年千葉の有機農家にて住込みで研修
2016年故郷にUターンし新規就農者として営農スタート
関東から連れ帰った妻と共に畑樂を立ち上げる
畑樂 野菜ソムリエ 安永眞理子

千葉県千葉市出身
野菜ソムリエ
大学・大学院の工学部にて有機化学を学ぶ
東京でFA系のSE(システムエンジニア)・技術営業職に就く
フリーのWEBクリエイターを経て
2016年夫の故郷である下関へ移住
夫と共に新規就農し畑樂を共同経営
畑に出ない農業者として、販売・営業・渉外担当・企画・イベント・経理・人事・労務・マネージメント等、現場以外の全てを担っています
わたしたちが歩んできた道

わたしたちは、親族に農家をもたない非農家からの新規就農者です。
2011年の東日本大震災を経験した事をきっかに色々勉強していくうちに、食を大切に日々の生活を丁寧に送る事が、身体にも心にもよいのではないかという考えに至りました。
そこから、子供達に安心して食べたさせたいという想いを強くし、それなら自分で作るのが一番ではないかと思い立ち、当時0歳・5歳の子供を連れて関東より下関へ家族で移住を決め、
新規就農へ向け何度も市役所へ通いました。その傍ら自宅から通える畑探し、新規就農者認定を受けてからも中古の軽トラ・トラクターを探し何年もかけ重機を揃え、資材置場や出荷場を手作りしました。
現在は、市内の大型スーパーに専用の売場を持たせて頂き、他にもオーガニック系の宅配業者への出荷、飲食店・保育園、個人宅配等様々な形でお客様に野菜をお届けしています。
わたしたちの想い

わたしたちの身体は食べたものでできている。命が宿った本来の食べ物を食べている子はしっかり地に足がついていると感じます。
わたしたちが一番大切にしている事は「季節のお野菜を食べる(提供する)」ことです。畑樂では、露地栽培のため季節のお野菜以外手に入りません。身体を冷やし夏バテ疲労回復効果のある夏野菜は夏に、身体を温め免疫力を上げてくれる冬野菜は冬に、大地で育った季節のお野菜を是非食べて頂きたいです。
また、新鮮なお野菜は、切って焼くだけ、茹でるだけ、蒸すだけの簡単料理でも立派な一品となります。忙しいご家庭が多い中、手間をかけずとも季節の色とりどりのお野菜が、笑顔と共に食卓に並び、身体にも心にも栄養となることを願っています。
多品目農家になって起きた変化

農家になる前はメニューを決めてから買物をしていましたが、現在は今あるお野菜で料理を作る毎日です。季節のお野菜は毎日食べても飽きません。次の季節がめぐって、お久しぶりのお野菜に再会すると「待ってました!」「あぁ、おいしいなぁ」と心と身体が喜ぶ日々です。
また、常時多品種のお野菜があるので、炒める・煮込むなどお料理の仕方によって同じ野菜でも違う品種を選ぶのが楽しみのひとつになりました。
新たな道へ
現在は、より自然に近い環境で育てられないだろうかと考え、不必要に畑を耕さない・ビニール資材の使用を軽減するなど、地球にも人にも優しい栽培方法を模索しています。
また、シェア畑の運営をしたり、保育園の給食や食育にも関わらせて頂く様になりました。想いを共有出来る方々と繋がり、子供たちへより良い未来を渡す事が使命だと考えています。